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立場別 悩む理由。

高校生以下の方の妊娠が他の場合と決定的に異なる点は2つあります。
(1) 母胎がまだ未成熟だという点
(2) 妊娠・出産が、「高校卒業」の弊害となってしまう

(1)若年齢出産の危険性について18歳未満の女性の身体は、一見成熟しているように見えても、まだ未成熟です。その為、妊娠中毒症などの発症率が高く、出産そのものの危険性も高くなります。
そもそも妊娠・出産は決して安全なものではありません。
日本は妊産婦死亡率が世界でも際だって低い国ですが、それでも毎年60人前後の女性が、妊娠・出産を原因として命を落とされているのです。
特に、35歳以上の高年齢出産と、24歳未満の若年齢出産には、危険が伴います。

【出産が可能か】

(2)高校卒業について
生むつもりなら、高校は絶対に卒業する気持ちでいて下さい。
理由はハローワークへ行けばすぐにわかります。正社員求人はほぼ「高校卒業」が条件です。資格を取る時にも、多くの試験で「高校卒業と同程度」が受験資格とされています。今の日本では高校を卒業していないと、働く事さえ難しいのです。働く事ができなければ、子供を生み、育てる事はできません。
高校生以下の若い少女が出産するならば、どうやって高校を卒業するかは必ず乗り越えるべき問題です。

もし貴女が「中退して生む」という考えならば、その考えは捨ててください。
生むつもりならば、どうやって高校を卒業するか、それを考えましょう。

【どうやって高校を卒業するか】

その他にも、相手と結婚できないといった問題や経済的な問題などが考えられます。
相手が結婚に応じてくれない場合は結婚できないを、経済的問題については育てられないをご参照下さい。

ティーンエイジャーの妊娠は、どの道を選択しても負担が大きく、とても辛い問題です。大切なのは、まず、自分でよく考え、自分がどうしたいかを決めること。次に、貴女にできることを、全力ですること。その上で、貴女のご両親と、赤ちゃんの父親・そのご両親と、よく話し合うこと。

年若い貴女には、どうしても自分1人ではできない事があります。それはどうしようもないことだけど、だからこそ、今の貴女にできる精一杯を尽くしましょう。


人生設計に、大幅な狂いが生じてしまう。それが貴女にとっての一番の問題点でしょうか?(経済的問題については、育てられないを参照してください)。

研究や、資格取得、就職活動に際して、妊娠・出産はとても大きな障害となります。それを乗り越えられるかどうかは、貴女の置かれた環境によります。

ただ、もしも貴女が生みたいと思うのなら、あなたに出来ることは何かを考えよう。を読んでみてください。 その上で、周囲とよく話し合い、結論を出してください。

赤ちゃんの父親と結婚できない場合の問題点は簡単に次のようになります。


非嫡出子とは法律用語で、日本では非嫡出子は法律上、嫡出子と区別されています。仮に父親に認知して貰っても、母親と父親が結婚していなければ非嫡出子となり、戸籍に記載されてしまいます。非嫡出子は、相続などの問題で法的に不利益を受けます。また、日常生活においても、差別を受けます。特に就職に関しては非常に不利となります。

ただし日本の法律では、養子は嫡出身分を取得する事になっています。その為、未婚女性が子どもを出産した場合、母親の両親が養親として子どもと養子縁組し、子どもに嫡出身分を与えるという方法を取る場合があります。
建前としてはあまり推奨できる事ではなく、養子縁組の許可申請でも場合によっては却下される事があるようですが(同居していないなどの場合は難しいようです)、子どもの将来を考えるなら、そうした手段もあることは知っておきましょう。

また、本当の父親ではない人と結婚してその子として生むという方法をとる人もいますが、偽の父親という方法は、できる限りやめてください
日本の法律では、嫡出推定を受けた実子と父親との親子関係を否定できるのは父親だけ、それもこの出生後1年間だけとなります。子どもが大きくなって自分の出生について知った時、或いは本当の父親が親として子どもと関わろうと思った時、そして、偽父が子どもに対して虐待をした時……この法律は子どもにとってとてつもなく重い枷となります。

未婚・離婚に関わらず、母子家庭の場合、アパートが借りられないといった不利益を被る事が多いようです。また、セクハラなどを受けやすかったりと、日常的に差別を受ける事もあります。
この点については、社会全体で(特に男性の意識を)少しずつ改革していくしかありません。大きな課題であり、簡単な解決策はないと言えます。
しかし近年は、ネット等情報網の発達に伴い、シングルマザーの会などが活発に活動されているようです。

出産費用については、出産一時金・出産手当金などの制度があります。社会保険か国民保険か、あるいは自治体によっても多少補助内容が違いますので、役場やハローワークでパンフレットを貰って勉強してください。
養育費については、赤ちゃんの父親に対し認知および養育費請求の裁判を起こす事で、多少は対処できます。
もちろん、仮に強制認知が通り養育費の支払い命令が出たとしても、払わない男性も多いという現実は忘れてはいけません。また、養育費は相手方の経済状況によって金額が変わりますので、アテにはできません。
何より、裁判や強制執行の手続きは難しそうだと尻込みしたり、金銭絡みだという事で相手に毅然とした対処ができない人が多いのが一番の問題です。

ですが、裁判そのものはきちんと勉強すれば自分でもできるものですし(DNA鑑定の精度が上がり、親子関係の立証も容易になってきました)、そもそも養育費とは子どもの権利であって、貴女の権利ではありません。母親は子どもの権利を代行するに過ぎないのです。弱い自分に酔っていないで、貰えるものはしっかり貰ってください

夫婦そろっていても子育ては大変なもの。
母親1人では一緒にいられる時間も少なくなってしまいますし、精神的にも大変です。子供が幼い内はフルタイムで仕事をする事が難しく、経済的に困窮する可能性が高くなります。

経済的・精神的に子育てが難しい場合、養子として誰かに託すという方法もあります。養子縁組を参照してみてください。
また、養育困難な状況が一時的なものなのであれば、里親さんに養育を一時お願いできないか、里親会に相談してみてはどうでしょう。

実母が育てるだけが道ではないと私は思います。ただし、育てない事と捨てる事とはまったく違います。どんな理由があろうとも、絶対に捨てないでください。育てられないなら養子縁組をして下さい。
どうかお願いします。


■特殊事例:父親と婚約はしているけれど年齢の問題で結婚できない場合
日本には婚姻準正という制度があります。生まれた赤ちゃんを父親が認知している場合、その後に両親が婚姻する事で、子供が嫡出身分を取得できるという制度です。
ですので、年齢の問題で法律上結婚できない(女16歳未満、男18歳未満)だけなら、両家のご両親および産婦人科医とよく相談し、生む事を前向きに検討して頂きたいと思います。

ただ、人の心は変わるものです。赤ちゃんが生まれたらすぐに認知して貰い、できれば相手と同居し、内縁の妻として周知徹底して貰ってください

内縁の妻とは、婚姻届を出していないだけで実質上の妻である人を指す法律用語です(世間では「不倫妻」と勘違いしている人も多いですが、それはマスコミによる誤ったすり込みです)。
できれば身内だけの小さなものでいいので、結婚式を挙げてください。式場を借りる必要はありません。記念写真を撮るとか、近しい親族の前で三三九度を交わすとか、その程度で構いません。
内縁の妻として認められていたという事実は、もし将来何かトラブルが起こったとしたら、とても役に立ちます。
母親として、子どもの未来の為に、万全の準備をしておきましょう。


その他の理由で結婚できない場合でも、養子縁組などの選択肢があります。
あなたに出来ることは何かを考えよう。をご覧頂き、専門機関に相談してみてください。


夫または恋人による暴力を、ドメスティック・バイオレンス(DV)と言います。DVは、貴女がひとりでどう頑張ろうと、解決できません。ましてや妊娠されているのであれば、貴女と赤ちゃん両方の命に関わる問題です。
今すぐ専門の相談機関に相談してください
自治体などでも専門の窓口を設けていたりしますし、DVまたはドメスティック・バイオレンスで検索をかければ、たくさんの支援サイトが見つかります。

経済的な問題はどうにもできないように思えますが、貴女の決断次第では、解決できる問題かもしれません。
出産には、出産一時金や出産手当金といった補助制度があります。貴女に赤ちゃんを手放す勇気があるのなら、養子縁組という選択肢もあります。
ただしそれでも、妊娠期間中働けない事などの問題は大きくのしかかってきます。もしも貴女が介護や、他の子供の育児を担っているなら、やはり相当な負担でしょう。

できることは何?を読んで、専門機関に相談してみてください。

答えを出す事は誰にもできないのだと、貴女にもきっとわかっていらっしゃるのだと思います。女と生まれたからには我が子を抱きたい。そのお気持ちはわかります。同じように、愛する貴女を失いたくない周囲の方のお気持ちもわかります。

決断の為のお力になる事は、私にはできません。ごめんなさい。

ただ、私は、貴女のお気持ちよりも、生まれてすぐに母親を失うかもしれない赤ちゃんのことを思います。自分のせいで大切な人を傷つけ、或いは失わせたと思う時、人はどれほど苦しむでしょうか。その時、貴女は愛しい我が子に、何をしてあげられるのでしょうか。

そのことをよくお考えになった上で、結論をお出しになってください。

辛い経験をした貴女に、まず伝えたい事があります。
必ず幸せになろう。
理不尽な暴力のせいで貴女が不幸になってはダメです。今は辛くて苦しくてどうしようもなくても、でも、幸せになることを、どうか諦めないで。

【強姦(レイプ)による妊娠を防ぐ為に】

性交から72時間以内であれば、アフターピルを服用する事により、70~95%の確率で妊娠を防ぐことができます。最近では、性交から100時間以内であっても効果が認められるとも言われています。
アフターピルとは、受精卵の着床を妨げる為の緊急避妊薬です。市販されている低容量ピルとは違います。副作用も強くなりますので、医師の診断と処方が必要です。
辛いでしょうが、頑張って!
これ以上貴女が傷つかないように、勇気を振り絞って産婦人科医院に行き、アフターピルの処方をお願いしましょう。
貴女は悪くない。だから、がんばれ! 


【強姦(レイプ)により妊娠してしまったら】

強姦による妊娠の重さは、傷ついた貴女が独りで背負えるものではないし、背負うべきものでもありません。
本当は家族や身近な人に相談して欲しい。でも、強姦(レイプ)による妊娠は、あまりにも重すぎて、家族も受け止めきれないかもしれない。
まずは、できるだけ早く、専門家に相談してください。

ベビー救済★NPO Babyぽけっと
電話相談用フリーダイヤル 0120-585-931
メール相談用アドレス info@babypocket.net

こうのとりのゆりかごSOS赤ちゃんとお母さんの相談窓口
フリーダイヤル 0120-783-449
※24時間無料で電話相談を受け付けてくれます。

【その他の救援サイト】
Tokyo Rape Crisis Center 東京・強姦救援センター
レイプクライシス・サバイバーズネット 関西
警察による犯罪被害者支援ホームページ


あまり知られていない事ですが、堕胎選択者の年代で最も多いのは、40歳以上の女性です。40歳を過ぎている場合、出産自体の危険度が高く、また、出産後の養育も非常に困難です。

既にお子さまがいて、思春期或いは受験期に入っているという方。親の介護が必要で、とても子育てなどできないという方。
40歳以上の女性には、守るべきものが多くあり、出産・育児に当てるべき労力や財力が無いという場合が多い。
若い未婚女性なら養子縁組や里親に預けるという選択も可能ですが、既婚の壮年女性にとっては、その選択も難しいかもしれません。何よりも、出産そのものがあまりにも危険です。

そのため、40歳を過ぎて「予定外の妊娠」をしてしまった場合、既婚未婚を問わず、堕胎を選択する方がとても多いのです。

でもどうかお願いです。ひとりで悩まないで。ひとりで苦しまないで。
今は救えない命かもしれない。だけど、だからこそ、どうしたら救えるようになるのか、多くの人たちが考えていかなければいけないのです。

専門家に相談する事を恥と思わないでください。NPOのほとんどは、個人情報の秘密を守る事を宣言しています。専門家に相談し、今後も増えていくだろう40代50代の予定外妊娠問題を、いかにして解決していくか、皆で知恵を絞りましょう

忘れないでください。40歳以上の女性の妊娠は、貴女だけの問題ではありません。…このサイトで指針となる提言ができない事を切なく思います。